YOGA LIFE sumsuun

アシュタンガヨガで明日を生きやすくする

インドヨガ修行の旅1ヶ月間にかかった費用を公開します

約8分

私が最初にインドでヨガ修行してみたいなあと思った時、でも費用はどうしよう?と言うことが現実的な問題として一番のネックでした。

特に我が家は家族3人でインドへ行こうとしていたので、単純に1人で行くときの3倍も費用がかかるのだから、そう簡単に決断できることではありません。

ですが、それほど裕福な暮らしをしていない私達でも、なんとか家族三人で一ヶ月間のマイソール修行ができました。具体的にどれくらいの費用がかかったのか、今回はそれを打ち明けてみたいと思います!

1. 航空券

私たちは、福岡に住んでいるので、福岡空港からベンガルール空港までの航空券、家族3人分が必要でした。

あくまで安さ重視で探したところ、AirAsiaを利用して、マレーシアの首都クアラルンプール経由でベンガルールへ向かうのがベストでしたので、そのようにしました。

マレーシアでのトランジットの待ちで昼食
クアラルンプールでトランジット。出発の時間まで6時間くらいあるので、空港内でご飯を食べてPC仕事してました。

●福岡→クアラルンプール→ベンガルール(12/30 8:30 – 22:45)
31,528円×3名=94,584円
座席指定×6名=6,714円
支払い手数料×3名=3,900円
合計…105,198円
●ベンガルール→クアラルンプール(1/31 23:15 – 2/1 6:00
9,810INR×3名=29,430INR
座席指定×3名=477INR
支払い手数料×3名=630INR
合計…30,537INR=45,670円
●クアラルンプール→福岡(2/2 23:45 – 2/3 7:05)
269MYR×3名=807MYR
座席指定×3名=119.7MYR
支払い手数料×3名=36MYR
合計…962.7MYR=24,518円

航空券総計…175,386円(一人当たり58,462円)

2. 宿泊費

通常マイソールでヨガ修行をするとなれば、ヨガシャラが多く集まるGokulam(ゴクラム)という町に家を借りて住む、というのがスタンダードですが、こちらも安さ重視でしたので、毎朝シャラまでバイクで通うのに多少遠くなろうとも構わないということで、かなり広範囲にわたって探しました。

宿泊先とゴクラムとSYCの位置関係

上記マップの右下にあるWAW7707MK Greens Gardeniaというのが私たちが宿泊した宿です。

宿の前で記念撮影

キッチンとダイニングスペースが共用、ベッドルームとバスルーム付きのプライベートルームが三つ入っているお部屋でした。(「3ベッドルームアパートメント」)

共用スペースで朝食中
共用のダイニングテーブルで朝食

1ヶ月ちょっと滞在しましたが、ラッキーなことに他の宿泊客がいなかったためずっと貸切状態でした。
お掃除やベッドメイキングの他、お願いすればなんでもやってくれますし、時々頼んでもないのに水のボトルをサービスでたくさん運んできてくれたり、かなりアバウトな感じでしたがとても感じの良いところでしたよ!

1泊 1,000円 ×32泊 = 合計 32,000円


3. 移動にかかる費用

  • 空港からマイソール市街まで(行き) タクシーの場合…2700INR(4,200円)
  • マイソール市街からベンガルール空港(帰り) バス(fly bus)…一人800INR(1227円)×3名(3,683円)
  • 市内の移動 レンタルバイク(Eezee Rentals)(スクーター・親子で3人乗りしました)…1ヶ月 5,000INR(7,690円)

バイクはお店の前に停車

リキシャはその都度交渉が必要。Uberを使えば、リキシャもタクシーも事前に料金がわかり、しかも適正価格なので安心だし便利です。

バイク3人乗り

4. プリペイドSIMカード

国外に出るとそれまで使っていたSIMは使えません。

もちろん各国空港内ではfree Wi-Fiが使えますが、通信環境が悪い場合が多いですし、空港から外に出て調べ物ができないと困ります。
間違ってデータローミング(他者通信会社の通信を使用できる設定)をONにしていると、高額な料金の請求があるのでくれぐれもご注意くださいね。

さて我が家は、出国前に夫がAmazonで購入していた、プリペイドSIMカード(最安で8日間分)を持参しておき、国外に出て入れ替えました。
インドは物価がかなり安いので、そのSIMカードの期限が終了するまでに現地で必要な分を購入すればかなりお安くなってお得です。

https://amzn.to/3p6yOT7

そして到着後、現地の通信会社であるairtelの直営店で、SIMカードを購入しました。

  • 300INR(28日間。通信機能あり、データ通信1.5GB/日)…460円
  • 400INR(28日間。通信機能あり、データ通信3GB/日)…615円

※アプリをダウンロードしておけば、追加したい時に簡単にリチャージできます。

5. シャラへ支払った受講料

シャラート先生のクラス…36100INR53,989円

チャンティングのクラス…700INR1,074円

SYCをバックに家族3人で

6. 食費

食べるものによりますが、インドでは、一日150円もあれば十分満足できるくらいの食事ができると言われています。
飲食店のメニューを見ると、20INR〜150INR、高い店でも200INRとかそのくらいの料金設定が多いです。

Green Leafで娘とツーショット
Green Leafにて。確か一皿80INR(120円)くらいだったと思います。
ローカル大衆店
M2M FOODS
有名店のRRR
Hotel RRR(125INR)
ベーカリー
よく通ったベーカリー
マイラリのドーサ
激ウマドーサの専門店。Old original Mylari Dosaのマサラドーサ40INR
Depth N Greenのピザとスムージー
Depth N Green(ちょっとお高めでスムージーがRs.100〜Rs.300、ピザRs.200くらい)

どのような食生活にするかで随分と変わってくると思いますが、5歳の娘にはインドの店のものが辛過ぎてほとんど食べられないので、私たちの場合、外食や持ち帰りと、自炊が半々くらいでした。

パンや果物、野菜、お米や麺などを使って、日本人が好きな味のものを作って食べていたので、もしかしたら少し高くついたかもしれません。

ちなみに、ヨガの修行のために一人で滞在しているような方は、おそらくそんなに食べないと思いますので自然と節約されるかと思います。
(朝食は練習があるので、食べても練習後に少し。昼食は好きなものを好きなだけ食べて、夕食は翌朝の練習のことを考えて控えめに…というのが、よくあるパターンだと思います。)

7. お土産

マイソールはサンダルウッド(白檀)の原産地としても有名なので、サンダルウッドのソープや、マサラティー、意外と美味しくてハマったどこにでも売っているクッキー、ビリヤニやカレーなどのスパイス、などを購入しました。

その他、とてもお世話になっている友人や自分たちのためのお土産を好きなだけ買っても、全部で1万円くらいでしょうか。

8. 荷物郵送(インド→日本)

バックパックで旅をしたため、現地で購入したお土産などは、全てマイソールにある大きな郵便局から日本へ送りました。

Head Post OfficeMysore

まず、荷物をダンボールに詰めて、郵便局入り口に入ってすぐ右手にあるパッキングサービスで、荷物の中身チェック(液体が入っていないか、問題のあるものが入っていないか)をされ、購入したもののおおよその合計金額(税金に関係するので)、ダンボールのサイズや重量、送り元・送り先などの必要事項を用紙に記入して、きれいにパッキングしてもらいます。

そのあと、郵便局内にあるコピー機で記載した用紙を必要枚数コピーして、窓口で手続きを行います。

日本の郵便局のように番号札をとって、順番が来たら呼び出されるのでスムーズです。たまたま人も少なく順番待ちすることなく済みました。
パッキングサービスでの時間を含めてトータル30分くらいで完了。

郵送にかかった金額は、4100INR(6,300円)でした。

9. レジャー費

娘のためにGRS Fantasy Parkというプールと遊園地が一緒になっているテーマパークに二回行きました。

ホテルのあるUdayagiriからシャラへ向かう途中にあって、いつも「あそこに行きたい」と娘が言っていました。
いつも私の練習に付き合ってもらっているし、楽しいことがないとかわいそうですもんね・・^^;

行ってみたら、大人の私たちでもすごく楽しめましたよ!何がいいって、園内でかかっている音楽がイケイケなダンスミュージックなので、大人から子供までノリノリでテンションUPUP!!インドの明るい文化を感じました。子供達も上手にノッて踊ってました。
日本人は恥ずかしがってそういうことできない人がほとんどでしょ。子連れでマイソールに行くなら、是非訪れてみてください。

大人…Rs.749(1,151円)
子供…Rs.649(997円)

この記事を書いた人

YOGA LIFE sumsuun代表 アシュタンガヨガ指導者Mariko
アシュタンガヨガ正式指導者(SYC Authorized_Lv.2)2012年指導者としての活動を開始。出産・育児による活動休止を経て、2020年より南インドマイソール総本山 Sharath Jois師の下で修行。現在も指導者、実践者として学びを深める。 詳細プロフィール→
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