インターミディエイトシリーズ入門編(アシュタンガヨガ中級)

YouTube「アシュタンガヨガを動画で学ぶ」チャンネルで、3月ごろからアシュタンガヨガプライマリー(= 初級)シリーズの解説をしてまいりましたが、先日その全ての解説が終了しました。

当初、このチャンネルでは、プライマリーシリーズのみを配信しようかと考えていましたが、現在アシュタンガヨガが、多くの人に親しまれ実践をされていることで、個々のレベルもひと昔と比べるとかなり上がっていて、インターミディエイト(= 中級)シリーズを練習される方も増えてきているため、動画を通してインターミディエイトシリーズの解説をしても良さそうだな、、と勝手ながら判断させていただきました。

 

プライマリーでは前屈系のアサナがほとんどでしたが、インターミディエイトから、脊椎周辺を刺激する後屈系のポーズがたくさん登場します。

プライマリーとインターミディエイトは、「表」と「裏」、もしくは「身体」と「神経」といったような関係性で、両方をバランスよく行うことでより全体がうまく作用し、その効果が高まると思われるからです。(プライマリーが「体の浄化」を目的としているのに対し、インターミディエイトは「神経器官の浄化」を目的としている。)

どのような流れで練習を進めていくのか

プライマリーシリーズをしっかりと理解し、何も見ずに正しい順序で行える最初から最後まで休憩せずにプラクティスができる方なら、各アサナの深まり具合は関係なく、インターミディエイトシリーズを練習しても良いと思います。

間違った理解で先に進んだり、体力や筋力、柔軟性が不足した状態で進んでも効果がないどころか、体を痛めてしまったり、心が折れたりする可能性が高いので、焦らず、しっかりと自分の心と体に向き合って、自分の直感で判断してください。


☆中級シリーズを初めて練習する方

プライマリーの「セツバンダアサナ」まで通常通り練習した後、インターミディエイトの最初のポーズ「パーシャアサナ」から一つずつ追加していき、できないポーズでストップし、フィニッシングを行う。

 

☆カポタアサナ(インターミディエイト9番目のアサナ)ができるようになった方

プライマリーの中の「パールシュヴォッタナアサナ」まで進んだら、インターミディエイトの最初のポーズ「パーシャアサナ」に進み、カポタアサナ以降のポーズでできるところまでを練習する。

 

☆最後までできるようになった方

ムーンデーと週に一日は練習をおやすみし(女性は生理期間もおやすみします。)、休みに入る前日と休み明けはフルプライマリー、翌日からインターミディエイトとプライマリーを交互に行います。


YouTubeの動画では、アサナをひとつずつ丁寧に解説していこうと思います。

「心を浄化」ってどうやるの?!アシュタンガヨガ・心の浄化のプロセスについて

アシュタンガヨガは心身を浄化します。
・・・と、言われても、一体どうやって?!どんな理屈?と思いませんか?

体の浄化については、YouTubeチャンネル「アシュタンガヨガを動画で学ぶ」の中の座学などで触れているのですが、心の浄化についてはあまり詳しくお話ししていないので、今回は、私の実体験を元に、心の浄化のプロセスについてお話ししてみたいと思います。


アシュタンガヨガを始めて起こった変化

【ケースその1】

アシュタンガヨガを始めた当初、私はなぜかとても怒りっぽくなっていました。自分の正義に当てはまらない他人に対して怒りが湧いて仕方ないのです。
ですから、ヨガをしているのにこんなに気持ちがギスギスするなんて、やってる意味あるのかな?と思ったことがあります。

【ケースその2】

アシュタンガヨガのハーフプライマリーをコンスタントに練習していた頃。
最初は自分一人でDVDを見ながら練習していましたが、ある時からスタジオに通うようになりました。すると、気がついたら、他の生徒さんと自分を比べるようになりました。
「あの人より自分の方ができている」「あの人はあのポーズできるんだ!すごい!羨ましい!」と比較ばかりして全く集中できなくなって、苦しさを感じるようになりました。
楽になるためのヨガなのに、苦しい思いをしないといけないなんて本末転倒じゃないか・・・、と思いました。

<心の浄化プロセス1>「煩悩エネルギーの表面化」

『エネルギーは自分の意識の方向に流れる性質があるので、普段から怒りっぽい人はさらに怒りっぽくなり、物欲やお金に囚われている人はさらにその傾向が強くなる』

と言われています。


(2006年11月10日発行 Yogini vol.9より)

 

ですので、私の場合、このアシュタンガヨガの練習によって「怒り」や「プライド」といった煩悩エネルギーが刺激されて表面化したのだと思われます。
私はなぜこれらの煩悩が強いのか、その原因について子供の頃を思い返して考えてみました。

【ケースその1】

私の父親が非常に真面目で、自分にも他人にも厳しい人でしたので、その影響が大きいと思うのですが、私も他人に対して厳しくなってしまうところがかなりあったと思います。
「自分はこうしてるのに、なぜあの人はできないんだろう」とか、自分の基準に当てはまらない人を許せない。そのことを誇りにさえ思っていたと思います。
でも結局、その感情が出てきた時に苦しい思いをするのはいつも自分でした。
私にとって、他人への怒りは苦しみでしかなかったのです。

【ケースその2】

三人姉妹の真ん中で、いつも比べられて育ったこともあり、私はとても「競争心」が強かったと思います。
常に優秀でなければ可愛がってもらえないと思い込んで育ったのです。
動機がそういうものなので、やりたくないことや楽しくないことも無理に頑張ったりして、その先にある成功体験や自分自身の達成感などがあまり感じられないままでした。正直苦しかった思い出ばかりです。
そういう中で「競争心」ばかりが育って、自分が楽しむためではなく、人より優れていたいというプライドばかりが強くなっていました。
その切羽詰まった感情は、苦しみでしかありません。

そのようなことを、私はアシュタンガヨガの練習やその他の学びを通して気がつくことができました。
つまり、それによって自分を苦しめている煩悩を自然に表面化していたのです。

<心の浄化プロセス2>「ありのままを受け入れ、その後の言動に注意する」

自分の性格のネガティブな部分に気がつくと、多少なりともショックを受けます。受け入れがたい真実。短所と長所は表裏一体とも言えると思うのですが、私には「人に好かれたい」という欲の強さもあり、人より優れていたいプライドや自分に対する怒りも手伝って、このままではいけないという気持ちになったのでしょう。「変わりたい!」と積極的に思うに至りました。その後は、自分の立ち居振る舞いや言動に「危険」を感じたら、反省して改めたり、次は気をつけよう・・・と思ったり、その繰り返しです。すぐにそういう部分が直ると思ったら大間違い。そう簡単なことではないけれど、「意識する」ということが何より大事だと思っています。

煩悩は薄れてやがて浄化される

【ケースその1】

練習を始めてしばらくしたら、いつのまにかその怒りっぽいところがマシになっていることに気がつきました。
今でも同じようなシチュエーションに出くわした時、一瞬火がつきますが、「おっといけない、いけない、これは私の悪い癖だ」と、そのつきかけた火を吹き消す余裕ができてきたのかな?と思います。少なくとも、当初のように苦しいと感じるようなことはなくなっています。

【ケースその2】

自分がどのくらいできているのか、ということや、自分よりも練習が進んでいる人のことが全く気にならないか、と聞かれると「気になります!」というのが本音です。
ただ、以前のように「焦り」や「嫉妬」といったネガティブな感情はあまり出て来ず、「尊敬」や「信頼」という感情が芽生え、それによってやる気を起こして練習を楽しめるようになりました。

アシュタンガヨガは、体の中に火をおこして、ネガティブなエネルギーをどんどん燃やして、そして最後には浄化されるシステムです。
そして最終的には、ネガティブな感情が生じにくい穏やかな心を持てるようになります。
(アシュタンガヨガは、そういう独自のアプローチをしているだけで、他のヨガも同じく最終的にいきつくところは、サマディ(三昧、解脱)です。)

原理としては、自分の持っているネガティブなエネルギー(心を煩わせ苦しめる煩悩)が表面化するので、とってもわかりやすいし対処しやすい。
表面化した煩悩を、客観的に受け入れる訓練をしていれば、いつしかその煩悩は抗うことをやめ、消えてしまいます。
それが浄化と呼ばれる所以です。

もしここで、自分のネガティブな感情に目を向けずにごまかしていると、何が自分を苦しめているのかがわからなくなってしまいます。
あるいは、自分のことを棚に上げて他人や何か別のことを原因にしてしまって、それに納得がいかない相手とトラブルが起きます。

さて、アシュタンガヨガを始めたあなたが、いつか「私って嫌な人間だなあ・・・苦しいなあ・・・」と感じることがあれば、そんな部分を浄化するチャンスです。
その時は、とりあえず難しいことを考えずに、ただひたすらアーサナを練習してみてください。浄化するまでどのくらいの時間を要するかは、その人の煩悩がどのくらい強いかによって異なりますので、焦らずに、その時が来るのを楽しみに練習を続けましょう。

そのうち、これまでよりもずっと生きやすくなっていることに、気がつくはずです。

「体の痛み」はアシュタンガヨガの練習に必要不可欠!

今朝のマイソールクラスの時、ある生徒さんが「パドマーサナ(蓮華座)を組むと右足が痛いので、今日はあまり動かず呼吸だけでもいいですか?」という質問がありました。

とてもいい質問だなあ〜と思いまして、今日はこの「痛み」についてお話ししてみたいと思います。

今日の生徒さんには、詳しい状態を聞いた上で「もちろん、それでも良いですが、いつもの練習をできる範囲でやってみるというのも良い練習になりますよ」とお答えしました。

結果、「やってみたら大丈夫でした〜!」ということだったので、ホッとしました。

もし、体のどこかに常に痛みを感じている(炎症を起こしている時など)ならいつもの練習をお休みして、マットを敷いて座り、呼吸を5〜10分くらいするのも良いでしょう。しっかり休むことも大切です。

そこは、自分の体と心をしっかり観察して、やりたくない!と感じたら休んでくださいね。痛みはあるけどやれそうだな、ちょっとやってみようかな、と感じているなら、無理のない程度でやってみてください。


さて、「痛み」というのは、軽微なものから激しいものまで色々あると思います。

真剣に練習をしている人なら、全体の練習の中で一つも痛みを感じずに終えられる方は、ほとんどいないと思います。

 

 

ちなみに、練習をする中で、このポーズの時に痛みを感じるのよね、、というのは当たり前のことだと思ってください。

アシュタンガヨガは、レベルに合わせて難易度が高くなるわけですから、体がどんどん強くなっていろんなポーズをできるようになっても、その人がその時にギリギリまで頑張らなければできないポーズがまた新しく出てくるので、常に「これ以上はきつい!痛い!」という状態に自分の身を置き、自分の心と体に向き合うという作業をし続けることになります。

ヨガとは、「どんなポーズでも呼吸を乱さない」練習

つまり、どんな痛みや苦しみに出会っても呼吸が乱れない「強さ」と「柔軟性」と「冷静さ」を保つ練習なのです。

 

そのためには、まずその現実を受け入れなければいけません。

 

「このポーズはきつい!苦手!痛い!」ということに対して、あなたはどんな反応をしますか?

1. 「これ嫌!したくない」と反発する(苦手なポーズをついスキップしてしまう)

2. 「これ嫌!でもやらなきゃ!」と反発しながらもなんとかやろうとする(呼吸が乱れる)

3. 「あ、これ嫌だなと感じている自分がいる」と思う(客観視する)

4. なんとも思わない(無の境地)

 

上記の中でどれが一番苦しいと思いますか?

そしてどれが一番楽だと思いますか?

1と2は苦しいし、3か4なら楽そうですよね!

でも口で言うのは簡単、実際はとても難しいですよね?^^

そう、難しいことだからちゃんと練習をしなければできるようにはならないのです。そして、この練習には、感覚的に一番わかりやすい「痛み」というものが必要なのです。

そのほかにも、息苦しさなどの肉体的苦痛や、慢心、恐れ、怠慢などを題材にして「どんな状況にも冷静さを保つ」ための練習をするわけです。


〜ヨガ初心者によくある話〜

あるポーズにAさんは痛みを感じ、Bさんは痛みなく楽にできているという場合。

Aさんは劣等感や痛みに対する嫌悪感を感じるかもしれません。

Bさんは優越感や、もっとできる!という高慢さが現れるかもしれません。

自分の状態を客観視できなければ、Aさんは練習が嫌になったり焦ったりして苦しい状況が続くかもしれません。Bさんは、周囲に疎ましく思われたり、やりすぎて怪我をしたりするかもしれません。

ヨガの練習に「比較」も「評価」も必要ありません。できないポーズができるようになることは、練習を続けていくための動機にはなるけれど、ヨガの目的ではありません。

人それぞれ、体が違うように、進むペースも得意不得意なことも千差万別。

大切なのは、何を感じ、何に気づき、どう変化していくのか。


そしてこの練習の成果は、普段の生活、人生そのものに必ず影響を与えます。

嫌なものに出会った時、自分がどう感じるか、何に気づくか、どう対処するか。

そうやって、みんながうまいことトラブルを回避しながら快適に過ごせるようになることが、「平和な調和」ってことなんだなあ、と改めて感じました。

 

さて、次の練習では、一体どんな感覚的刺激があるのか。

それをじっくり味わいながら、練習をしましょう。

daily practice 「なぜ毎日練習」しなければいけないのか

その前になぜヨガをするのか、その目的をおさらいします。

ヨガの目的

自分の心と体を自由にコントロールできるようになること

ですよね。

秤のポーズ utplutihi ウップルティヒ

 

 

感情に振り回されず、起きる出来事に客観的冷静に判断・行動できれば、様々なトラブルを避けられ、心も体も安定して落ち着いていられるわけです。

 

「起きる出来事に客観的冷静に判断」というのは、どうやってするのか?

 

例えば、何か自分が嫌だな〜、と感じるような出来事が起きた時。

「怒っちゃダメダメ!我慢我慢!」と怒りを抑える・・・のではありません。

考え方としては、

「この出来事も感情も、いずれは通り過ぎていくもの」という風に捉えて、そこにいつまでも執着しない

という感じです。

 

そうすれば、その怒りに任せてその対象を攻撃することもありません。

(これを「良いパターン」と名付けます。)

 

逆に、攻撃すれば、その時はスッキリしたような気がしますが、心は決して晴れません。それどころか、何度も繰り返し思い出して、怒りのトラウマを積み重ね続けることになります。

(これは「悪いパターン」

 

「良いパターン」を何度も繰り返すことで、自分が「怒り」を発生させる原因に対する反応もどんどん小さくなっていき、いずれ、「怒り」自体発生しなくなるというのです。

 

でも、これが真理・真実だと知っていたとして、実際にやろうとしても、はっきり言って実現は無理です。そんなに簡単なことではないからです。

 

だから、「daily practice」、毎日アシュタンガヨガの練習をする必要があるのです。

毎日練習をしていると、

「今日は調子が良かった」とか「できないことができた」と嬉しいこともあれば、

「昨日できたのに今日はできなかった」「きつくて体が動かなかった」と、モヤモヤする・・

といった変化が、大なり小なり常に起こっていることに気がつきます。

 

時々しかやっていないと、些細な変化には気づきにくいです。

それに、日常的に「全ての物事が常に変化し続けている」ことへ意識を持ち続けている人というのは、社会から離れた修行者くらいのもので、普通の人にはできません。

そして、「昨日できたことが、今日はできない」という変化が、当たり前だと気づく

そういう変化が当たり前だと知れば、そのうち

いちいち「難しいことができた!」と心浮かれることもなく、

「今日はできなかった・・」と落ち込むこともない。

つまり、心の浮き沈みが段々小さくなっていき、ちょっとやそっとでは動じないたくましい心と体になっていくのです。

 

そしてこれが、日常生活にも影響を与えます。

わかりやすい例で言えば、

「臨時収入が入った!!と、浮かれて、大きな買い物をしてしまい、給料日までギリギリ生活・・・」

とか、

「嫌なことがあって、自棄食い、自棄飲みして、悲惨なことに・・・」

とか、

一時の感情に振り回されて、自制心を失い、後悔するような行動を取ることが無くなります。

 

ちなみに、

このような理屈を知ると「真理」を理解したような気になりますが、実際に心と体を使って練習をし、自ら体験しなければ、本当に理解していることにはならないし、役に立ちません。

でも、ヨガの練習を毎日繰り返すことは、心と体をコントロールするトレーニングをしているのであって、たとえその真理を理解していなかったとしても、自分の生活に実際に役立てることは、できるんです。

当たり前ですが、その練習をしなくなれば、コントロールできるようにはなりません。


さて、では私たちは、毎日ヨガの本来の目的「自分の心と体を自由にコントロールできるようになること」を意識しながら、練習をしているでしょうか?

初級者から中級者の場合、それを意識しながら練習をしている人は、ほとんどいないと思います。

まだその域に達してない、からです。

初級者から中級者は、

「もっとできるようになりたい」「体を強くしたい」「気持ちがいい」

という、単純な欲求が原動力となっていて、それが強ければ強いほど、毎日のように練習をします。

そして上級者になれば、今度は、その欲求(エゴ)を手放し、さらに内観を重視する練習をするようになります。

 

かくいう私も、まだまだエゴを手放せる領域にいません。

先に進みたいという気持ちと、まだこの領域でじっくり修行したいという気持ちとの間で揺れています^^

その感覚もなんとかバランスを取ろうとしていて、ヨガっぽいなあと思っています。

皆さんは、いかがですか?

自分に置き換えて考えた時、どんなことを感じるでしょうか?

何か発見があれば、ぜひ教えてくださいね。

 

アシュタンガヨガで使用するのにオススメのヨガマット

アシュタンガヨガを始めてみよう!と思ったら、まずはヨガマットを買いましょう。

ヨガマットがあれば、いつでもどこでもヨガの練習ができるし、モチベーションも上がりますよ!

「でもどんなものを買えばいいかわからない・・・」

という方に、ヨガマットの選び方おすすめのヨガマットについてまとめてみましたので、

是非、参考になさってくださいね!


色やデザインは、それぞれの好みによるところなので、以下の4つのポイントに絞って説明させていただきます。

大きさ

【大きさについて】

一般的なサイズは、長さ180cm×幅60cm

アシュタンガヨガのようなアクティブなヨガをする方や、背の高い方、男性など体の大きい方には、小さく感じるかもしれません。

そういった場合は、長さ200cm以上×幅65cm以上の、一回り大きなサイズのマットもあるので、安心してください。

 

【厚みについて】

ヨガの種類や持ち運びの有無などによって、使い分けると良いです。

  • 持ち運びに便利な「1〜2mm」
  • 置きマットにもトラベルにも両方使える「3mm〜5mm」
  • 置きマット専用が無難な「6mm以上」

 

【重さについて】

マットの重さは、1kg〜4kgと、こちらも用途によって使い分けると便利です。

旅先で使うなら、当然軽い方がいいし、自宅だけで使用するなら、よれたりずれたりしない重量感のあるものが使いやすいです。

 

【素材について】

TPE(ThermoPlastic Elastomer)=熱可塑性(ねつかそせい)エラストマー

比較的新しく開発された素材で、ここ最近はヨガマットに使用されることも増えてきたようです。リサイクルできるエコな素材で、軽量においも気にならず水洗いできるので、清潔です。

熱に弱いので、暑い車内などに置きっ放しにしておくと、マットが癒着してしまうのでご注意を。

 

天然ゴム / 合成ゴム

高いグリップ力弾力性が特徴のマットで、アシュタンガヨガのようなアクティブなヨガをする方に人気があります。天然ゴムは耐久性も高く環境にも優しい素材です。

ただし、天然ゴムは水洗いやアルコール消毒ができません

手入れを怠ると、弾性が失われ消耗が早くなります。重たいので持ち運び用にも向いていません。

 

PVC(PolyVinyl Chloride)=ポリ塩化ビニール

以前からヨガマットの素材として多く採用されていた素材で、安価なものから高価なものまで幅広く使用されています。クッション性もあり安定感がありますが、安価なものだと、汗で滑りやすく脆いものもあります。

 


アシュタンガヨガに向いているマット

筆者がこれまで使ってきて、良かったもの、お勧めのものを紹介いたします。

(独断と偏見によるところが大きいですが)

 

 

長く続けていきたい方にはこれが絶対おすすめ!

 

何と言っても「一生もの」と言われるManduka(マンドゥカ)のブラックマット

定価:18,900円

世界中を見てもアシュタンギーのManduka使用率は高いと思います。

プロ仕様の「ブラックマット」はとても有名ですよね^^

私も使っていますが、重たいのでスタジオ用置きマットにしています。

また、背の高い方、男性などには、長さ216cmも幅6.6cm(定価:22,680円と、さらに大きいものもあるので参考にして見てください。

 

また、ブラックマットは高価ですが、そのほかにも1万円以下のものもあるので、ヨガ歴や使用する頻度などに合わせて、ちょうど良いものを選べばよいかと思います。

初心者でもMandukaのマットを持っていると、「お!」と思われること間違いなしです。

 

 

jadeyoga(ジェイドヨガ)

私が以前、2本目のヨガマットとして購入したことがあるこのヨガマットは、天然ゴム製でグリップ力が強く滑りにくいです。

1本販売する毎に一部が植林活動に寄付されるエコ活動も行っていて、人気のあるマットです。

ハーモニー・プロフェッショナル(レギュラー)

定価: 13,000円

 

こちらはトラベルマットとしても使用できる持ち運びに便利なウェルカムヨガマットです。

定価: 7,344円

超軽量で、厚みもそこそこあって、金額もお手ごろ

初心者から中〜上級者まで、スタジオにマイマットを持っていきたい方、遠方で行われるヨガのワークショップなどに参加したい方、旅先でも重宝するヨガマットです。

 

予算少なめ、持ち運び重視ならこれで間違いなし!

そして、もう一つトラベルマットとして重宝しているのが、「ハガーマガー」。

縦:173cm×横幅:61cmと大きさはやや小さめで、厚みは2mmの超薄マット。折りたたんで運べるので、大き目のザックやバッグに入れられます。

値段もお手ごろ価格で使い勝手が良かったので、なぜか4本も持っています。

定価: 6,500円

そのほか、ヨガマットを取り扱っているブランドはこちら

 

yoga works(ヨガワークス)

1987 年にアメリカ・カリフォルニア州で生まれたヨガのスタジオ「ヨガワークス」。比較的安価なものもあり、初心者〜買いやすいマットです。

 

suria(スリア)

日本のヨガウェアブランドとしてもおなじみのスリア。シンプルで上品なデザインが多い。天然ゴムのものがおすすめ。

 

prana(プラナ)

アメリカのヨガウェアブランド。ヨガマットは厚さ、サイズのバリエーションも豊富。

 

aumnie(アムニー)

カナダのヨガウェアブランド。最近ここのウェアを着ている方をよく見かけますが、かっこいいデザインのものが多いです。

 

easyoga(イージーヨガ)

ヨガ雑誌など、メディアでもよく見かける有名なブランド。ウェアやマットのほか、様々なヨガ関連商品を開発していて、面白いです。

 

chacott(チャコット)

元々はバレエの老舗ブランド。ヨガ関連商品も展開しています。綺麗な色やデザインのものが多い。

 

 

 


いかがでしたか?

ぜひ参考にしてみてくださいね!

忙しい時こそ、アシュタンガヨガでリフレッシュ!

実はここ数日、長時間のパソコン作業で、心身ともにあっぷあっぷして疲弊してました^^;

二日くらい、練習もまともにできていなかったので、避難するかのごとく、今朝はマイソールクラスに行ってきました。

二日も休んだのに、体が動く動く!

「待ってました!!!」と心と体が騒いでました。

疲労物質など毒素が溜まっていたのか、いつも以上に汗ボタボタ・・・。

呼吸とともに血液の流れが盛んになって、酸素や栄養が行き渡り、老廃物がどんどん出ていく。

いやあ、たまらなく気持ちよくて、終わった時の爽快感たるや!という感じ。

その時の私の気持ちを表すとこんな感じ「サイコー!!!」

 

アシュタンガヨガは間違いなく、疲れた心と体を癒す特効薬です。

続けていれば、免疫も高まり強くなるし、ハツラツとして仕事もやる気になります!!

これは、実践者みんなが体感していることです。

遠いけど、通っているスタジオがあるという幸せ・・・。

 

実は私の住む那珂川市で、アシュタンガヨガを教えているのは、私だけです。(他にもいれば教えてください。一緒に活動したい。)

福岡市・・・、いや、九州・・・、

いや、全国・・・、

いやいや、全世界にはアシュタンガヨガを教えている人がたくさんいます!!

 

那珂川市には、個人で教室を開いている方はたくさんいらっしゃいますが、まともなヨガスタジオがありません。

こんなに素晴らしい特効薬があるのに、知らないなんてもったいない!

だから広めたいんですよね。

私はここ、那珂川市で。

そしてそれは必ず、何かを変えるきっかけになるはずです。

 

さて、私が最近しんどい思いをして準備を進めているのが、これです。

プロジェクトの詳細はこちら

 

詳しくは、上記のページを読んでいただきたいのですが、

初めてのクラウドファンディング。初めてのパトロン!

 

正直今朝まで、とっても不安でした。

ちゃんと伝わってるかな・・・賛同を得られるかな・・・と。

 

でも、こうやって、支援してくださる方の気持ちが見えたら、

「あ〜〜!やってよかった!」と思えるんですね。

嬉しくてドキドキしました^^

 

この気持ちを、素晴らしいアシュタンガヨガを”伝える”という形で、お返ししていけたら、これほど幸せなことはないです。

みんなが元気になるように。

 

期日は、今月末までです!

是非、ご支援のほど、よろしくお願いいたします!!!

アシュタンガヨガの伝統的な練習方法について

ヨガは、年齢や健康状態に関わらず、誰でも練習ができるものです。

もちろん、持病があったり高齢であれば、若い健康な人とは異なる方法で練習をすべきであり、また、それぞれの生徒の生活に適したペースで指導されなければならないものです。

基本の練習方法

全ての生徒が、初日にはスリヤナマスカラAと最後のポーズであるパドマーサナで深い呼吸を行い、シャバーサナで10分程度休憩をとり練習を終えます。

二日目は、スリヤナマスカラAの後、Bを行い、パドマーサナでの深い呼吸と10分程度のシャバーサナを行います。

その後、スリヤナマスカラAとBを正確に行えるようになってきたら、一つずつスタンディングのポーズを追加していきます。

生徒の年齢や、能力にもよりますが、だいたい毎日練習をしている人なら、3ヶ月もあればプライマリーシリーズを全て行えるようになります。

練習を行う上で大切なこと

様々なアサナを習得し先に進んだとしても、練習をする際は、必ずスリヤナマスカラと最後のパドマーサナ、シャバーサナを含めなければなりません。

このような伝統的な方法でヨガを学ぶことは、どのレベルの生徒に対しても大きな利益をもたらします。

アシュタンガヨガを毎日練習すれば、自分自身の理解は深まり、メソッドも熟達、その効果はどんどん大きくなっていきますが、これを達成させるためには、決して焦らずゆっくりと献身的かつ辛抱強くアプローチすることが最良です。

参考:Traditional and Guided Classes

 

Traditional Method

もう太らない!心と体のコントロールは小さな振り幅のうちに行おう

もう随分、長いこと行ってないなあ、、レッスン。

うん、わかるわかる。

私もヨガを始めた頃は、ほとんど自宅で自己流に練習していたため、スタジオには行ったり行かなかったり。気が向いたら気分転換に・・・というのが当たり前でした。

そして寒い季節にはどうしてもスタジオから足が遠のき、自宅での練習もほとんどしなくなり・・・。ヨガから離れてしまうと、食生活もダラダラして、体重が増えます。体はどんどん重たくなって、鏡に映る自分の姿を見てがっかり・・・というようなこともありました。

そして、少し暖かくなってきた頃にやっと、重たい腰をあげる。夏に向けてどんどん体重を落として、秋から冬の間にまた体重を増やしてしまう。

かなしいことに、冬と夏で体重差7〜8キロは当たり前でした。

2006年からアシュタンガの練習を始めて、2019年のこれまでの間、その前半はこの繰り返しだったような気がします。^^;

後半は、スタジオ通いや指導者養成を受講するなどしてもっと深くヨガに取り組んできたので、自然と「daily practice」を実行できるようになってきました。そして現在は毎日のように練習をし、週に3〜4日はスタジオの先生の元で真剣に練習しています。

体重の増加もほとんどなくなり、体型も変わらないどころか年々締まってきているように思います。

 

その秘訣は、運動し続けることはもちろんですが、例えば食べ過ぎない意識、食べ過ぎたとしても翌日すぐに戻す意識というものを常に持ち、心と体のコントロールを小さな振り幅内で行うことだと思っています。

そうすれば、毎日のようにダイエットのことを考えてはストレス溜めて、またやけ食い!!のようなことにもなりにくいのです。

私の場合、ヨガを休んで太ってしまっても、アシュタンガの練習を毎日のようにすれば暖かい季節なら1ヶ月〜2ヶ月で7〜8キロ落ちることがわかっています。

それくらいきつい練習ですが、daily practiceで実践しているアシュタンギーにとっては生活習慣の一部で、楽しくて幸せな時間なのです。

楽しくて、もう太らないって、太りたくない女性にとってはめちゃくちゃ心強いじゃないですか?

もうすぐ41歳になりますが、これまでの人生の中で今が一番、体力もあり、筋力のバランスも整い、心も体も変動が少ない、振り幅の少ない生き方ができています。

それもこれもアシュタンガヨガのおかげ。

さあ、重たい腰をあげて、一緒に練習しましょう〜〜〜〜!!!


アシュタンガヨガ初級クラス

毎週 月・水・金・土の午前中に実施しています。
詳細はスケジュールをご確認ください。

お問い合わせ
info@sumsuun.com 
松本まで。

Sharath Tokyo 2018 WSに参加してきました

私にとって、今年最後の最大イベントは、KPJAYIのディレクターであるR.シャラート・ジョイス師によるアシュタンガヨガ・インターミディエイトシリーズ三日間のレッドクラスでした。

https://www.sharathjapan.com/site

インド・マイソールで現在行われている伝統的なシークエンス、アーサナ、シャラート先生のカウントを、国内にいながら体験することができて本当に幸運です。

私の今の環境では、インドまでは行くことができませんが、東京なら娘も連れて行ける!ということで、リリース後即申し込みをしました。

国内であっても、様々な理由で来れなかった方がたくさんいらっしゃると思います。ですから、この機会に行かせてくれた家族に心から感謝しています。ありがとう。

本場インド・マイソールでの伝統的な練習では、出来ないアーサナがあればそこで制止され、その先には進めません。

今回のインターミディエイト (中級)シリーズレッドクラスの場合、足を頭の後ろにかけるエーカパーダシルシアーサナ以降を練習している人しか参加できず、それ以降も出来ないアーサナが出てくればそこで終了、後方に下がって見学となります。

 

ただでさえ長いカウントでアーサナやヴィンヤサがハードな中、厳しいチェックが入り、試験のようなプレッシャーがありました。

 

誤解のないように強調したいのですが、ヨガの実践において重要なのは、常に安定した精神状態(呼吸)で練習し続けられること、であって、難しいアーサナをとること自体ではありません。

「ヨガはサーカスではないので、飛んだりまげたりねじったり、後屈したりハンドスタンドしたりできればそれでいいわけではないのです。(シャラート師)」

グルジをはじめとする熟練した指導者は、生徒を見て一瞬で、普段どのような練習をしているのか、今この瞬間の自分と向き合っているか、集中しているか、を見抜き、そこで制止するか否かを判断されているように思います。

たとえ普段の練習で、アドバンス(上級)シリーズなど難しいアーサナを練習していたとしても、です。

今回、私はなんとか最後までやり遂げることができましたが、100人くらいいる参加者の半数近くが、途中で制止されていました。

 

さて、ヨガは数千年前から「parampara パランパラ」という、師から弟子へと受け継ぐ方法で世界中のヨギーたちへ伝えられてきました。

参考記事

http://akiashtanga.com/parampara/?lang=ja

教えることをしている人は当然ですが、全ての実践者(プラクティショナー)は、何年も純粋さを保ちながら修練を続けていかなければ、ヨガの本当の意味を見失ってしまいます。

ですから、正しく導いてくれる先生(ヨガを熟知し、長年練習を積み、グルジ達の系譜に連なる人)の元で、献身的に学ぶことがとても大切です。

その先生が自分の練習を見て、そこでストップ、というなら、まだ心と体の準備ができていないということです。

あるアーサナが完璧でなくても、心と体の準備ができていると先生が判断するなら、その先に進ませることもあるかもしれません。

先生は常に、体だけでなく心も見ています。

今回の三日間のシャラート先生によるハードな練習とカンファレンスを通して、アシュタンガヨガを正しく実践するための土台となるものをまた改めて確認できました。

二日目のカンファレンス。アシュタンガヨガの実践において大切なこと、質疑応答など

これからも益々練習に励み、数年後には家族と一緒にマイソールへ行ってグルジの元でヨガの修行をする!というひとつの目標ができました。

自分の練習を深めたいだけでなく、正しく純粋なヨガをたくさんの人に伝えたいとも思うからです。私はアシュタンガヨガの叡智に溢れたシステムが大好きだし、その素晴らしさや恩恵をただただ後継したいのです。

ヨガは「完成より過程」が大事

「亀の歩みで、なかなか先に進まない」と、先日の私の書いた記事を受けて、ヨガ仲間のひとりが呟きました。

 

亀の歩み、最高です。

長くじっくり、ヨガの真髄を味わえるのですから。

 

例えば、元体操選手やバレエの経験者など、身体が既に出来ている方がアシュタンガヨガを始める時、難しいポーズも難なくこなして、どんどん先に進んでいきます。

進む際に、ヨガの効果や恩恵を得られているのなら問題ないですが、先に進めるだけで、なんの効果も得られていないのであれば、それはヨガではなく、ただの体操です。

 

ヨガの真髄といわれるものは、出来ないポーズができるようになることではなく、出来ない自分と向き合い、できるようになるために練習を繰り返すことにあるのです。

 

出来ない期間にどれくらい練習をし、自分の心と身体の感覚を見つめられるか、何をどう感じ、どう受け入れていくのか。その発見、その気づきがヨガの旨味と言っても良いと思います。

 

ですから、亀の歩みで、じっくりその旨味を味わえるというのは、実はとてもラッキーなことなんです。

これはその方に限ったことではなく、同じようにもがいている方が過去の私も含めてたくさんいらっしゃると思います。

できるポーズ出来ないポーズ、筋力、柔軟性、ポーズの完成までのプロセスなど、人によって様々です。その人の歩んできた人生でさえ大きく影響しているような気もします。

具体的には、練習がしやすい環境・状況かどうか、身体的特徴、元々の運動の得意不得意、習う先生がどれだけ練習・勉強をしているか、またはしてきたか、、、、などです。

それらを否定ではなく肯定して受け入れ、変えられる部分は変えていきながら、練習を続けていく。

それはまさに「生き方」そのもので、素直にピュアに献身的に向き合えば、必ず乗り越えられるものだと思います。

 

大丈夫!大丈夫!

自分らしいヨガを、ただ楽しみましょう♪