那珂川市の中山間エリア「南畑」へ移住します。

9月ごろから少しずつ周囲の竹林や荒れた庭の整備を始め、水道の配管など家のライフラインも整いました。

できるだけ費用をかけずに、引っ越しもお友達や家族に協力をお願いして、自分たちで荷物を運ぼうという計画です。

これまで、たくさんの時間と労力をかけ、たくさんの人たちに協力していただいて、本当にやっと!!念願の移住ができることになりました。

↓↓↓ 苦労の様子が気になる方はこちらの記事をご覧ください。

課題は山積み!?タダ家の現状とこれからやることリスト。

力を貸してくださったみなさま、本当にありがとうございます。

 

人間として、生物として、それらしい生き方。

私たちが、わざわざ不便なところに移り住むのは、「暮らし」そのものを大切にしたかったから。

便利でスピーディな都会の暮らしはとても楽でしたけど、生活がルーティン化して、何か色々なものを見落としたりおろそかにしているような気がしていました。そしてなんだかずっと不安がつきまとう日々でした。

こういう不便極まりない暮らしの中であれば、もっと大切なものを大切に、丁寧に暮らしていけるような気がしています。

そしてなんだかとても安心できる感覚・・・。

とてもワクワクしています。

「ヨガは人生そのもの」

 

さて、これまで一緒に学んできた方ならもう覚えていらっしゃると思いますが、「ヨガ」の実践は、「何があっても冷静でいられる心に鍛える練習」でしたよね?

自然の中にいると、これまでの日常生活にはなかったようなハプニングが結構起きます。

いろんな、見たことのないような虫や蛇やトカゲがとにかく多いし、イノシシやタヌキもよく出るし(人間より動物の方が圧倒的に多い)、雨もよく降ってくるし、寒い。

上下水道もきてなくて、ガスもない家。

そんな場所で毎日生活するとなると、それだけでヨガの実践できちゃいますよね。笑

これからは、より「自分たちでなんとかする、なんでもできる」という思考で生活することになります。楽しみです。

 

今後は、ヨガのアサナや知識だけでなく、こういう風変わりな(笑)人生そのものも、みなさんと共有できたらいいなと思っています。

↓↓↓ 我が家の暮らしは夫が運営するYouYubeチャンネルでご覧いただけます。↓↓↓

南畑ヒュッテ nanpata hutte

是非、お楽しみください^^

インターミディエイトシリーズ入門編(アシュタンガヨガ中級)

YouTube「アシュタンガヨガを動画で学ぶ」チャンネルで、3月ごろからアシュタンガヨガプライマリー(= 初級)シリーズの解説をしてまいりましたが、先日その全ての解説が終了しました。

当初、このチャンネルでは、プライマリーシリーズのみを配信しようかと考えていましたが、現在アシュタンガヨガが、多くの人に親しまれ実践をされていることで、個々のレベルもひと昔と比べるとかなり上がっていて、インターミディエイト(= 中級)シリーズを練習される方も増えてきているため、動画を通してインターミディエイトシリーズの解説をしても良さそうだな、、と勝手ながら判断させていただきました。

 

プライマリーでは前屈系のアサナがほとんどでしたが、インターミディエイトから、脊椎周辺を刺激する後屈系のポーズがたくさん登場します。

プライマリーとインターミディエイトは、「表」と「裏」、もしくは「身体」と「神経」といったような関係性で、両方をバランスよく行うことでより全体がうまく作用し、その効果が高まると思われるからです。(プライマリーが「体の浄化」を目的としているのに対し、インターミディエイトは「神経器官の浄化」を目的としている。)

どのような流れで練習を進めていくのか

プライマリーシリーズをしっかりと理解し、何も見ずに正しい順序で行える最初から最後まで休憩せずにプラクティスができる方なら、各アサナの深まり具合は関係なく、インターミディエイトシリーズを練習しても良いと思います。

間違った理解で先に進んだり、体力や筋力、柔軟性が不足した状態で進んでも効果がないどころか、体を痛めてしまったり、心が折れたりする可能性が高いので、焦らず、しっかりと自分の心と体に向き合って、自分の直感で判断してください。


☆中級シリーズを初めて練習する方

プライマリーの「セツバンダアサナ」まで通常通り練習した後、インターミディエイトの最初のポーズ「パーシャアサナ」から一つずつ追加していき、できないポーズでストップし、フィニッシングを行う。

 

☆カポタアサナ(インターミディエイト9番目のアサナ)ができるようになった方

プライマリーの中の「パールシュヴォッタナアサナ」まで進んだら、インターミディエイトの最初のポーズ「パーシャアサナ」に進み、カポタアサナ以降のポーズでできるところまでを練習する。

 

☆最後までできるようになった方

ムーンデーと週に一日は練習をおやすみし(女性は生理期間もおやすみします。)、休みに入る前日と休み明けはフルプライマリー、翌日からインターミディエイトとプライマリーを交互に行います。


YouTubeの動画では、アサナをひとつずつ丁寧に解説していこうと思います。

那珂川市の里山エリア「南畑」への移住計画がついに実現!!

我が家が福岡市中央区から、那珂川市(当時は那珂川町)に越してきたのが4年前。

越してきて割とすぐ、南畑エリア(那珂川から佐賀方面に抜ける里山エリア)に移住したいと思うようになり、それからなんとなく物件探しをして、ようやく1年前に良いところに巡り会い、それでもまだまだ手続きや準備に時間がかかり、やっと、今年の秋には、移住することができそうです。

 

移住先は、かなり山手に上がっていった最後の集落。しかも山の中。

周辺に家も街灯も無く、都会暮らしの人から見れば、まさにポツンと一軒家。かも。

でも、キャンプや登山が趣味であることや、数年かけてその辺りを行ったり来たりしている私たちにとっては、「え?全然大したことないでしょ」という感じです。

竹やぶに囲まれたログハウス。

数年空き家だったので、虫の死骸がたくさん。壁にはヤモリの卵、浴室には蛇の抜け殻も。虫のフンやら溜まりに溜まったホコリやら、掃除が大変だけど、磨いてどんどん綺麗になっていくのが楽しい。

嫌悪感が薄れていく。ヨガと瞑想で心に変化が・・・

 

こういう山の中の暮らし、キャンプや登山でさえも嫌がる人は周囲にたくさんいますが、私もずっと前はそういうタイプでしたから、気持ちはとてもよくわかります。

虫やら汚物やら、ヨガや瞑想を実践する前は、目を背ける程嫌でした。嫌悪感ってとてもストレスを感じますよね。

でもどんな感覚、どんな状況でも冷静さを保つ練習を日々していると、こういう嫌悪感が薄れていくのを感じます。嫌悪感が減ればストレスも減ります。

 

それに里山にある家を見ては、「この辺の人の生活ってどんなだろうね。スーパーもコンビニもないし、不便だろうね、、」と言っていました。当時住んでいたのは、福岡市の中心部。歩いて天神まで散歩に行ったり、外食多めの都会の生活。そんな生活をしていたら、当然田舎の生活は大変そうに見えますもんね。

でも今はその「不便さ」でさえも嬉しいというか、むしろ縛られるものが減って心は解放され、自然の中で毎日癒されながら健康的に自由に暮らせるなんて、幸せすぎる、と思っています。

 

それに以前は、子供のことも含めて将来に不安がありました。

学校とか都会の生活の影響で、子供が本来あるべき自然な姿を失ってしまったら・・・とか。仕事がなくなったら、、、とか。

でも今はそんな不安も何処へやら。

今度の家は、庭も広くて、今からどんなハーブや花や木を植えようか、とか、ヤギでも飼おうかな、とか、ウキウキしながら考えています。笑

 

そんなこんなで、私たち家族の夢でもあった、「ほぼ自給自足」の生活。ついに実現しそうです。

 

ヨガのインストラクターを目指す方へ

今回は、ヨガのインストラクターになりたい方、あるいは、ヨガのインストラクターの資格を取ったけどどうしたら良いかわからず悩んでいる方が、少しでも前に進めるように、インストラクターにはどうしたらなれるのか、どういう風にお仕事をすれば良いのか、現実的なお金の話も含めて、アドバイスをしたいと思います。

 

1. ヨガのインストラクターって誰でもなれるの?

2. ヨガのインストラクターにはどうすればなれるの?

3. ヨガのインストラクターの資格はどれがオススメ?

4. 資格を取るのにどれくらいお金がかかる?

5. ヨガのインストラクターって儲かるの?

6. ティーチャーズトレーニングの後、どうすればよい?

7. 最後に

 

1. ヨガのインストラクターって誰でもなれるの?

答えはYESです。ただし、条件があります。ヨガの先生であるために一番大切なことです。

長年ヨガの実践をしていてヨガティーチャーの教育をしている、社会的にも信頼性のある先生の元で「常に練習していること、常に学び続けていること」です。

それさえやっていれば誰でもなれるし、デビュー後もちゃんと活躍できます!

 

2. ヨガのインストラクターにはどうすればなれるの?

極論を言えば、1の回答で挙げた条件、信頼できる先生の元で「常に練習、常に学び続けている」方なら、特別資格がなくても、指導はできるようになると思います。

ですが、一般的には、一定期間の先生になるためのトレーニングを受けて、認定されれば一応先生としてデビューできます。

 

3. ヨガのインストラクターの資格はどれがオススメ?

以前、「お金も時間もあんまりないし、安い通信教育でも良いかな?」と相談を受けたことがあります。

そういうお金も時間もないという人の心理を利用した資格商法というものが蔓延しているので、資格選びには十分気をつけてくださいね。

そういうよくわからないような資格を取って、スタジオのオーディションを受けたものの、なんの役にも立たなかった、というのはよくある話です。(ヨガの資格に限らずです。)

 

もし、あなたが、ヨガ初心者だけどすぐにでも資格が欲しい!と思っているのであれば、しっかりお金を払って有名な先生がおこなっているトレーニングを受けてください。

日本におけるヨガの第一人者でもあるケンハラクマ先生の指導者養成講座

最低でも30時間のトレーニングを受けて、修了書をもらえば、とりあえず先生を名乗って大丈夫です。

でも、一番大変なのはそこから!

30時間という短いトレーニング期間中に、ヨガ哲学やポーズを一通り習っても、実際に指導ができる「教え方」までみっちり教わることは不可能です。

教え方を学ぶには、もっと長いトレーニング期間を設けているものや、ティーチャーズトレーニングに限らず、スタジオに通って、より多くのクラスを受けて、先生であるためにはどうしたら良いか自分なりに研究をしたり、指導の練習をしなければ、生徒さんからお金をいただいて指導に入るなんて、到底無理!と普通の人なら思うでしょう。

そして、これじゃ足りない・・・ということで、手を出しやすい安価な資格を探して、教えたくないことでもそれを武器になんとかレッスンしよう、と考えたり、無料で人を集めてレッスンの練習をして赤字になったり、と、結局は労力と無駄な出費が・・・^^;

 

気が重くなりましたか?

人に教えてお金をいただくということは、そういうことです。

先生であるためには、練習や学びのために労力も出費も惜しまない気合が必要です。

だって、お金をケチって、資格を取った後は大して練習もしない、学びも続けていない先生に、お金を払って教えてもらいたいですか?

答えはNOですよね!笑

やっぱり自分自身がヨガを深めたい、自分の向上のために努力を惜しまない先生に教えてもらいたいですよね。

 

 

ですから、この資格を取れば良いよ、というのはないのですが、

・自分のヨガの練習ができる

・ヨガの学びを深められる

・指導の勉強や練習ができる

そんな環境に、時間とお金と労力を費やせば、間違いなくデビューができると思います。

私が通うスタジオのマイソールクラスの様子。常に練習、学びを続けています。

4. 資格を取るのにどれくらいお金がかかる?

 

これもピンキリですが、まともなティーチャーズトレーニングなら、1時間あたり3500〜4000円(先生によります)くらいだと思います。

ただし、先述したように資格を取ってもそれだけではなかなか指導者としてやっていけないので、さらに色々と出費があると思った方が無難です。

(雇ってもらったスタジオでの研修費、練習や勉強のための出費.etc)

 

5. ヨガのインストラクターって儲かるの?

 

まともな料金をいただいて指導をしていたとしても、キャリアが長く、名前が売れている先生だったり、飛び抜けてカリスマ性があったり、ビジネスの才能があって手広く事業を起こせる人など、あるいは、掛け持ちをたくさんして休みなく働いてない限り、それだけで生活するのは、正直苦しいと思います。

その理由としては、やはり「ヨガ指導者」が多く存在しているからだと思います。ですから、それだけでは食べていけないヨガインストラクターがほとんどと言っても良いかと思います。

 

仮に指導者として、軌道に乗ったとしても、常に練習や学びをアップデートしたり、スキルアップ、レベルアップし続けるために、例えばインドに修行に行ったり、アジャストメントの指導を受けたり、というのを続けることになります。

資格を取るときよりも、取った後の方が、ずっとお金がかかるかもしれません。

でもそれはあくまで自分の向上のために行うことです。自分への投資、それができない方は、残念ながらそこまでして指導を続けたいとは思わないでしょう。

逆にそれができている方は、仕事のためにヨガをしているのではなく、ヨガの実践や学びのために指導をしているという方が、多いかもしれません。

 

6. ティーチャーズトレーニングの後、どうすればよい?

 

あなたが伝えたいヨガはどんなものですか?

それがはっきりしたら簡単です。それを伝えるための努力をすれば良いのですから。

でも、まだなんだかよくわからない・・のであれば、分かるまで模索しましょう。

どんなことでもやってみましょう。

まずは、身近な人に伝えてみてはどうでしょうか?

家族や友達、練習がてら付き合ってもらいましょう。

ヨガが好きで、ヨガを深めたい、そしてそれを人々に伝えたいという純粋な情熱を持ち続けてそれを発信し続けましょう。

 

スタジオのオーディションを受けたり、場所を借りて人を集めてやってみたり、自分のスタジオを持ってみたり、やり方は様々ですが、自分の生活に困らない範囲で、積極的にチャレンジしましょう。

全てがヨガの練習です。

 

7. 最後に

 

生徒さんは、いざ集めようと思ってもそう簡単には集まりません。

そして、なんとかして集まってきたとしも、それが長く続くということはありません。

まさに、諸行無常。全てのものが移り変わっているのです。

良いときもあれば、そうでないときもあるでしょう。

でも、たとえどうなったとしても、自分の心と体は健康を保ち冷静さを欠くことがないように、日々ヨガの練習をするのです。

仕事がヨガのインストラクターでなくても、その練習はできます。

生活のために他の仕事をしながら、自分のヨガの実践を続け、時々ヨガを教える機会を設けるだけでも、立派なインストラクターだと思います。

 

色々な方法があると思いますが、一番大切なのは、自分が今、よりよく生きるためにヨガを利用することができているかどうか、であって、決してヨガのために生きているのではないということ。

その基本を忘れずにいれば、本当に大切なもの(家族や生活)を犠牲にすることなく、幸せなヨギーでいることができると思います。

 

楽しみましょう!!!

「心を浄化」ってどうやるの?!アシュタンガヨガ・心の浄化のプロセスについて

アシュタンガヨガは心身を浄化します。
・・・と、言われても、一体どうやって?!どんな理屈?と思いませんか?

体の浄化については、YouTubeチャンネル「アシュタンガヨガを動画で学ぶ」の中の座学などで触れているのですが、心の浄化についてはあまり詳しくお話ししていないので、今回は、私の実体験を元に、心の浄化のプロセスについてお話ししてみたいと思います。


アシュタンガヨガを始めて起こった変化

【ケースその1】

アシュタンガヨガを始めた当初、私はなぜかとても怒りっぽくなっていました。自分の正義に当てはまらない他人に対して怒りが湧いて仕方ないのです。
ですから、ヨガをしているのにこんなに気持ちがギスギスするなんて、やってる意味あるのかな?と思ったことがあります。

【ケースその2】

アシュタンガヨガのハーフプライマリーをコンスタントに練習していた頃。
最初は自分一人でDVDを見ながら練習していましたが、ある時からスタジオに通うようになりました。すると、気がついたら、他の生徒さんと自分を比べるようになりました。
「あの人より自分の方ができている」「あの人はあのポーズできるんだ!すごい!羨ましい!」と比較ばかりして全く集中できなくなって、苦しさを感じるようになりました。
楽になるためのヨガなのに、苦しい思いをしないといけないなんて本末転倒じゃないか・・・、と思いました。

<心の浄化プロセス1>「煩悩エネルギーの表面化」

『エネルギーは自分の意識の方向に流れる性質があるので、普段から怒りっぽい人はさらに怒りっぽくなり、物欲やお金に囚われている人はさらにその傾向が強くなる』

と言われています。


(2006年11月10日発行 Yogini vol.9より)

 

ですので、私の場合、このアシュタンガヨガの練習によって「怒り」や「プライド」といった煩悩エネルギーが刺激されて表面化したのだと思われます。
私はなぜこれらの煩悩が強いのか、その原因について子供の頃を思い返して考えてみました。

【ケースその1】

私の父親が非常に真面目で、自分にも他人にも厳しい人でしたので、その影響が大きいと思うのですが、私も他人に対して厳しくなってしまうところがかなりあったと思います。
「自分はこうしてるのに、なぜあの人はできないんだろう」とか、自分の基準に当てはまらない人を許せない。そのことを誇りにさえ思っていたと思います。
でも結局、その感情が出てきた時に苦しい思いをするのはいつも自分でした。
私にとって、他人への怒りは苦しみでしかなかったのです。

【ケースその2】

三人姉妹の真ん中で、いつも比べられて育ったこともあり、私はとても「競争心」が強かったと思います。
常に優秀でなければ可愛がってもらえないと思い込んで育ったのです。
動機がそういうものなので、やりたくないことや楽しくないことも無理に頑張ったりして、その先にある成功体験や自分自身の達成感などがあまり感じられないままでした。正直苦しかった思い出ばかりです。
そういう中で「競争心」ばかりが育って、自分が楽しむためではなく、人より優れていたいというプライドばかりが強くなっていました。
その切羽詰まった感情は、苦しみでしかありません。

そのようなことを、私はアシュタンガヨガの練習やその他の学びを通して気がつくことができました。
つまり、それによって自分を苦しめている煩悩を自然に表面化していたのです。

<心の浄化プロセス2>「ありのままを受け入れ、その後の言動に注意する」

自分の性格のネガティブな部分に気がつくと、多少なりともショックを受けます。受け入れがたい真実。短所と長所は表裏一体とも言えると思うのですが、私には「人に好かれたい」という欲の強さもあり、人より優れていたいプライドや自分に対する怒りも手伝って、このままではいけないという気持ちになったのでしょう。「変わりたい!」と積極的に思うに至りました。その後は、自分の立ち居振る舞いや言動に「危険」を感じたら、反省して改めたり、次は気をつけよう・・・と思ったり、その繰り返しです。すぐにそういう部分が直ると思ったら大間違い。そう簡単なことではないけれど、「意識する」ということが何より大事だと思っています。

煩悩は薄れてやがて浄化される

【ケースその1】

練習を始めてしばらくしたら、いつのまにかその怒りっぽいところがマシになっていることに気がつきました。
今でも同じようなシチュエーションに出くわした時、一瞬火がつきますが、「おっといけない、いけない、これは私の悪い癖だ」と、そのつきかけた火を吹き消す余裕ができてきたのかな?と思います。少なくとも、当初のように苦しいと感じるようなことはなくなっています。

【ケースその2】

自分がどのくらいできているのか、ということや、自分よりも練習が進んでいる人のことが全く気にならないか、と聞かれると「気になります!」というのが本音です。
ただ、以前のように「焦り」や「嫉妬」といったネガティブな感情はあまり出て来ず、「尊敬」や「信頼」という感情が芽生え、それによってやる気を起こして練習を楽しめるようになりました。

アシュタンガヨガは、体の中に火をおこして、ネガティブなエネルギーをどんどん燃やして、そして最後には浄化されるシステムです。
そして最終的には、ネガティブな感情が生じにくい穏やかな心を持てるようになります。
(アシュタンガヨガは、そういう独自のアプローチをしているだけで、他のヨガも同じく最終的にいきつくところは、サマディ(三昧、解脱)です。)

原理としては、自分の持っているネガティブなエネルギー(心を煩わせ苦しめる煩悩)が表面化するので、とってもわかりやすいし対処しやすい。
表面化した煩悩を、客観的に受け入れる訓練をしていれば、いつしかその煩悩は抗うことをやめ、消えてしまいます。
それが浄化と呼ばれる所以です。

もしここで、自分のネガティブな感情に目を向けずにごまかしていると、何が自分を苦しめているのかがわからなくなってしまいます。
あるいは、自分のことを棚に上げて他人や何か別のことを原因にしてしまって、それに納得がいかない相手とトラブルが起きます。

さて、アシュタンガヨガを始めたあなたが、いつか「私って嫌な人間だなあ・・・苦しいなあ・・・」と感じることがあれば、そんな部分を浄化するチャンスです。
その時は、とりあえず難しいことを考えずに、ただひたすらアーサナを練習してみてください。浄化するまでどのくらいの時間を要するかは、その人の煩悩がどのくらい強いかによって異なりますので、焦らずに、その時が来るのを楽しみに練習を続けましょう。

そのうち、これまでよりもずっと生きやすくなっていることに、気がつくはずです。

「体の痛み」はアシュタンガヨガの練習に必要不可欠!

今朝のマイソールクラスの時、ある生徒さんが「パドマーサナ(蓮華座)を組むと右足が痛いので、今日はあまり動かず呼吸だけでもいいですか?」という質問がありました。

とてもいい質問だなあ〜と思いまして、今日はこの「痛み」についてお話ししてみたいと思います。

今日の生徒さんには、詳しい状態を聞いた上で「もちろん、それでも良いですが、いつもの練習をできる範囲でやってみるというのも良い練習になりますよ」とお答えしました。

結果、「やってみたら大丈夫でした〜!」ということだったので、ホッとしました。

もし、体のどこかに常に痛みを感じている(炎症を起こしている時など)ならいつもの練習をお休みして、マットを敷いて座り、呼吸を5〜10分くらいするのも良いでしょう。しっかり休むことも大切です。

そこは、自分の体と心をしっかり観察して、やりたくない!と感じたら休んでくださいね。痛みはあるけどやれそうだな、ちょっとやってみようかな、と感じているなら、無理のない程度でやってみてください。


さて、「痛み」というのは、軽微なものから激しいものまで色々あると思います。

真剣に練習をしている人なら、全体の練習の中で一つも痛みを感じずに終えられる方は、ほとんどいないと思います。

 

 

ちなみに、練習をする中で、このポーズの時に痛みを感じるのよね、、というのは当たり前のことだと思ってください。

アシュタンガヨガは、レベルに合わせて難易度が高くなるわけですから、体がどんどん強くなっていろんなポーズをできるようになっても、その人がその時にギリギリまで頑張らなければできないポーズがまた新しく出てくるので、常に「これ以上はきつい!痛い!」という状態に自分の身を置き、自分の心と体に向き合うという作業をし続けることになります。

ヨガとは、「どんなポーズでも呼吸を乱さない」練習

つまり、どんな痛みや苦しみに出会っても呼吸が乱れない「強さ」と「柔軟性」と「冷静さ」を保つ練習なのです。

 

そのためには、まずその現実を受け入れなければいけません。

 

「このポーズはきつい!苦手!痛い!」ということに対して、あなたはどんな反応をしますか?

1. 「これ嫌!したくない」と反発する(苦手なポーズをついスキップしてしまう)

2. 「これ嫌!でもやらなきゃ!」と反発しながらもなんとかやろうとする(呼吸が乱れる)

3. 「あ、これ嫌だなと感じている自分がいる」と思う(客観視する)

4. なんとも思わない(無の境地)

 

上記の中でどれが一番苦しいと思いますか?

そしてどれが一番楽だと思いますか?

1と2は苦しいし、3か4なら楽そうですよね!

でも口で言うのは簡単、実際はとても難しいですよね?^^

そう、難しいことだからちゃんと練習をしなければできるようにはならないのです。そして、この練習には、感覚的に一番わかりやすい「痛み」というものが必要なのです。

そのほかにも、息苦しさなどの肉体的苦痛や、慢心、恐れ、怠慢などを題材にして「どんな状況にも冷静さを保つ」ための練習をするわけです。


〜ヨガ初心者によくある話〜

あるポーズにAさんは痛みを感じ、Bさんは痛みなく楽にできているという場合。

Aさんは劣等感や痛みに対する嫌悪感を感じるかもしれません。

Bさんは優越感や、もっとできる!という高慢さが現れるかもしれません。

自分の状態を客観視できなければ、Aさんは練習が嫌になったり焦ったりして苦しい状況が続くかもしれません。Bさんは、周囲に疎ましく思われたり、やりすぎて怪我をしたりするかもしれません。

ヨガの練習に「比較」も「評価」も必要ありません。できないポーズができるようになることは、練習を続けていくための動機にはなるけれど、ヨガの目的ではありません。

人それぞれ、体が違うように、進むペースも得意不得意なことも千差万別。

大切なのは、何を感じ、何に気づき、どう変化していくのか。


そしてこの練習の成果は、普段の生活、人生そのものに必ず影響を与えます。

嫌なものに出会った時、自分がどう感じるか、何に気づくか、どう対処するか。

そうやって、みんながうまいことトラブルを回避しながら快適に過ごせるようになることが、「平和な調和」ってことなんだなあ、と改めて感じました。

 

さて、次の練習では、一体どんな感覚的刺激があるのか。

それをじっくり味わいながら、練習をしましょう。

低気圧による不調対策!自律神経を整えよう

「頭痛で目が覚めた」と思ったら、朝から雨・・・
なんてことはありませんか?

お天気によって体調が悪くなる、いわゆる「気象病」は、単なる気のせいではありません。

他にも、喘息の発作が出たり、古傷が疼いたり、めまいや耳鳴りがしたり、頭がぼーっとしたり、憂鬱になったり・・・人によって症状は様々ですが、影響を受けやすい体質というのはあります。

今回は、この気象病を通して、自律神経の乱れによって起こる弊害とその対策法について詳しく書いていきたいと思います。

気象病の主な原因は、急激な気圧の変化です。

人間の体は、気圧の変化にストレスを感じると、それに対処しようとして、自律神経が活発化します。

自律神経・・・内臓や血管を支配する神経
● 交感神経(内臓、血管、筋肉、汗腺を支配) ● 副交感神経(主に内臓を支配)
・血管を収縮し、心拍数を上げる(痛みを感じる) ・血管を拡張、心拍数を下げ、リラックスさせる(だるくなる)
「緊張型頭痛」
頭の横の筋肉や、肩や首の筋肉が緊張し血流が悪くなり溜まった老廃物が神経を刺激して痛む
「偏頭痛」
脳の血管が急激に拡張して神経を圧迫し痛みを感じる

症状が出やすい時期=低気圧が定期的に通過する時期

  • 春や秋の季節の変わり目
  • 梅雨の時期
  • 台風シーズン など

その他の場合

  • 高層ビルのエレベーターの中
  • 飛行機の離着陸時

症状が出やすい人=耳が弱い人

内耳が気圧の変化や振動に敏感な人は、症状が出やすいと考えられています。
→気圧変化の情報が脳に伝わり、自律神経系を活発にして、交感神経、もしくは副交感神経が、過剰に活性化するのです。

“気象病”の予防はできます!

自律神経系のバランスを整える生活を送ることが大切です。現代は、ストレス社会。
緊張状態が長時間続くと、自律神経系が乱れます。

自律神経の働き

臓器 交感神経 副交感神経
涙腺 涙が出る
瞳孔 広がる(瞳孔散大筋) 縮む(瞳孔括約筋)
唾液腺 分泌(ネバネバ) 分泌(サラサラ)
気管支 拡張 収縮
心臓 心拍数を上げる 心拍数を下げる
胃・腸管 運動や消化液の分泌が低下 運動や消化液の分泌が上昇
膀胱(排尿) 抑制 促進
立毛筋 収縮(毛が立つ)
汗腺 汗が出る

自律神経の乱れの原因

多くの器官が交感神経と副交感神経の両方の支配を受けています。(二重支配)
そして、そのそれぞれが反対の作用をもたらして拮抗状態となり、健康を保つためのバランスをとっています。このバランスが崩れたり、調整がうまくいかないと、体調不良を起こすのです。

多忙、インターネットの普及による情報過多、寝不足、運動不足、食生活の乱れ・・・
交感神経が優位になる「働く時間」と副交感神経が優位になる「休む時間」のメリハリがなく、その切り替えのバランスがうまくできていないと、休みたい時にリラックスできなかったり、働かなくてはいけないのに、やる気が起きない・・・など、生活に支障が出てしまいます。現代社会というのは、ただでさえ、自律神経が乱れやすい状態なのです。

では、どうしたらそれを予防、改善することができるのでしょうか?

まずは、生活習慣の見直しを!

適度な運動、規則正しく適度な睡眠、体や内臓を冷やさない、動く時と休む時のメリハリをつける、夜寝る前にリラックスできる時間を作る、などで症状を緩和することができます。

自律神経のバランスが悪いと、免疫力も下がり、様々な病気を引き起こしやすくなりますから、まずは生活を整えて、意識的に自律神経系をコントロールするようにすれば、随分と緩和・改善されると思います。

ストレス解消しましょう!

人は、ただ生きてているだけでも、自覚しているものから自覚していないものまで大なり小なりストレスを抱えています。
無自覚な小さなストレスも、積もれば山となり、いずれ病気を引き起こしてしまいます。
そうならないように、日頃から、好きなことや運動をして定期的にストレスを解消しましょう!

ちなみに私の場合は、アシュタンガヨガを始めてから、このような不調がかなり緩和、解消されています。
体質も変わったし、毎日ヨガをすることでストレス解消されています。
ヨガをすると、自然と健康的・規則的な生活を意識するようになり、意識すれば、実際に生活が変わるのです。

皆さんも是非、アシュタンガヨガを始めてみませんか?

気象病、自律神経の乱れを予防、改善、緩和する方法

それと、今回は自律神経を整えるのに役立つ3つの動画を用意してみました

一つは簡単なヨガの体操、そして呼吸法、そして3つ目はセルフマッサージとなっています。
動画は全て、YouTubeチャンネルの再生リスト「お部屋でスッキリ♪[簡単ヨガ]で不調を改善」の中にこれから追加していきます。
どれも簡単にできるものですので、ぜひ試してみてください。

  • ・自律神経のバランスを整える簡単ヨガ体操
  • ・自律神経のバランスを整える簡単呼吸法
  • ・自律神経のバランスを整える簡単セルフマッサージ

自律神経のバランスを整える簡単ヨガ体操

自律神経を整える簡単ヨガ体操(動画)をご紹介します。

自律神経系の乱れは、前屈系、ねじりのポーズ、後屈系、深い呼吸によって整えることができます。だるいなと感じているときは、少し強めに呼吸をしたり、どこかに痛みを感じる時には、優しく深く呼吸をするように意識してみてくださいね!

自律神経のバランスを整える簡単呼吸法

この動画は、自律神経を整えるために自分でできる簡単な呼吸法を紹介しています。
片鼻交互呼吸というもので、交感神経と副交感神経のバランスを整えます。
ストレスを感じていたり、寝ないといけないのに眠れないとき、仕事に行かないといけないのに、身体が重いときなどに、是非お試しください。

自律神経のバランスを整える簡単セルフマッサージ

自律神経を整えるためのセルフマッサージを紹介しています。
主に耳周りや頭を指圧していきます。
いつでもどこでもできるので、是非覚えて、頭痛や肩こりなど不調のあるときにお試しください♡

瞑想修行10日間(in ヴィパッサナー瞑想センター)の話

気づき・洞察の「ヴィパッサナー瞑想」とは

2013年2月、タイ北部のチェンマイでタイ式マッサージの勉強をしたことがあります。

(現在は、ほとんど施術をする機会もないのですが・・・)

私の持っているタイ式マッサージのテキストに、セラピストがマッサージを施す前の心の準備として行っている瞑想法が掲載されています。

それが気づきの瞑想「ヴィパッサナー」です。

 

私は当時、瞑想自体、具体的にどのようにすればよいのか、どのくらいの効果があるのかも知らず、ほとんど経験がありませんでした。

ある時、その気づきの瞑想「ヴィパッサナー」の実践法を教えてくれる瞑想センターが日本にある、と知人から聞きました。

ヴィパッサナー瞑想法は私の大好きなゴータマ・ブッダが実際に修行していたものだというのを聞いて、飛びついたのです。

教えてくれた知人も実際に「10日間コース」を受けており、非常に良かったとのことだったので早速申し込みをしました(3か月前から予約ができますが、すぐにキャンセル待ちになるほど人気があるセンターです。)。

気になる方は、webサイトをご覧ください。https://www.jp.dhamma.org/ja/

そして、念願叶って、2013年5月末から12日間京都の山の方にある瞑想センターへ行っておりました。

 

ヴィパッサナー瞑想法とは(ヴィパッサナー協会の資料から抜粋)

『ヴィパッサナーはインドにおける最も古い瞑想法のひとつです。長く人類の間で失われていましたが、2500年以上前に、ゴータマ・ブッダによって再発見されました。「ヴィパッサナー」とは、物事をあるがままに見ることを意味します。それは自己観察による自己浄化のプロセスです。まず、心を集中するために自然な息を観察します。そして鋭く研ぎすました意識を持って、心と体の変化するという性質を観察することへと進み、無常、苦悩、無我、という普遍的な真実を経験します。この直接の経験による真実の実現が、浄化のプロセスです。この道(ダンマ)は全て、普遍的な問題のための普遍的な解決法であり、いかなる組織的な宗教や宗派とも関係ありません。この理由から、この瞑想法は人種や階級や宗教と矛盾することなく、誰でも、いつでも、どこにでも自由に実践でき、また全ての人々に等しく有益であることが分かっています。』

  • 盲目的信心に基づく儀礼や儀式ではありません。
  • 知的な、あるいは哲学的な娯楽ではありません。
  • 静養、休暇、社交の機会ではありません。
  • 日常生活の大変さからの逃避ではありません。
  • 苦悩を根絶する技です。
  • 落ち着いてバランスの取れたやり方で緊張や問題に直面することを可能にする心の浄化法です。
  • 社会に役立つために使うことのできる生きる技です。

 

私は、実践法を習う以前から、ブッダ関連の本を読みあさっていたので、ブッダが解く真理や自然の摂理、起こる問題の全てが自分の内側にあること、人はどう生きれば良いのかという知識はありました。

その知識だけでも、自分の中の問題を自分の力で解決できたりと、実生活にかなりの変化がありました。ですが、知識だけあってもダメです。

ヨガがそうであるように、やはり実践をしなければ、突発的な何かが起きた時にうまく対処できないのです。

泳ぐ方法を知っていても、実際に泳ぐ練習をしなければ泳げないのと一緒です。

 

アニッチャ(無常)の理解の上で完璧な平静さを保つ

 

これだけでは、なんのこっちゃ分からないと思います。でもこれがヴィパッサナー瞑想の神髄です。

よくある例を使って、説明してみます。

 

(例)「粗雑で大きな音を嫌悪している人が、それを耳にすると怒りが湧く」という無意識の反応パターン

【 法則 】
瞑想実践前・・・「粗雑な音」→「嫌いな音」→「イライラ」
瞑想実践後・・・「粗雑な音」→「”嫌いな音”だと嫌悪感を抱いている自分」を観察→「怒りが消える」

これと瞑想がどのように結びついているかというと、こうです。

瞑想は目を閉じて同じ姿勢で長時間座ります。

30分もすれば、股関節から足をもぎ取られるような痛みと、どうにかなりそうな足の痺れなどの肉体的苦痛を感じます。

しかし、それでも動かずにあくまで平静にその感覚を観察し続けなければいけません。全身の神経を全身の感覚に集中させて、微かな感覚も、分かりやすい激しい感覚すべて同等にとらえるのです。

すべてのものは常に移り変わっている、生まれては消えていく「無常」を理解して完璧な平静を保ち観察し続けます。

そして、心に浮かんだ様々な妄想、想像、記憶、アイデア全てについても、肉体的感覚と同様に、あくまで平静に観察をし続けるのです。

「私は今、妄想をしている。集中できなくなっている。痛いと感じている。早く終わって欲しいと思っている。」というふうに。

その訓練を続けていると、4日目にはほとんどの生徒が1時間ずっと動かずに座っていられるようになります。そして最終日までには、微かな感覚と激しい感覚が混ざり合い、全身均一な感覚に包まれます

 

まずは、自分の体におけるどんな感覚も同一と捉え、そこに何の感情も結び付けない練習をすることで、身の回りに起こるどんな出来事も(嬉しいことも悲しいことも)、単なる事象としてそこに感情を結び付けずに、平静に判断・行動できるようになるという論理がそこにあるわけです。

 

とはいえ、これはそう簡単にできることではありません。

瞑想を毎日の習慣にして、集中力や洞察力を鍛えていかなければならないのです。

実は、アシュタンガヨガの実践の中で、「瞑想」というのは、上級者レベルに達して初めて実践を許されるほど難しいものです。

アシュタンガヨガの上級者レベルというのは、世界的にみてもそう簡単には辿り着けない段階です。

そこに至った人たちは、瞑想修行に打ち込める集中力と心と身体の強さを持っている人たちです。

そうでない人たちには、理解できない領域であるし、理解しているつもり、やってるつもりになって、さらに、できていると勘違いをして、おかしな方向に行ってしまったり、頑張ってやっても効果はなく、継続できずに終わる・・・というのが目に見えています。

 

ですから、瞑想云々、洞察力がどうの、という話は、私たちのような初級〜中級レベルの実践者にはまだ早い訳です。

 

最近それをつくづく感じています。

私にはまだ早い・・・と。

 

ですが、だからこそ、アシュタンガヨガの練習に打ち込める訳で、今はとにかく目の前にある課題に集中して、一生懸命日々練習をしていこう!と思うのです。

daily practice 「なぜ毎日練習」しなければいけないのか

その前になぜヨガをするのか、その目的をおさらいします。

ヨガの目的

自分の心と体を自由にコントロールできるようになること

ですよね。

秤のポーズ utplutihi ウップルティヒ

 

 

感情に振り回されず、起きる出来事に客観的冷静に判断・行動できれば、様々なトラブルを避けられ、心も体も安定して落ち着いていられるわけです。

 

「起きる出来事に客観的冷静に判断」というのは、どうやってするのか?

 

例えば、何か自分が嫌だな〜、と感じるような出来事が起きた時。

「怒っちゃダメダメ!我慢我慢!」と怒りを抑える・・・のではありません。

考え方としては、

「この出来事も感情も、いずれは通り過ぎていくもの」という風に捉えて、そこにいつまでも執着しない

という感じです。

 

そうすれば、その怒りに任せてその対象を攻撃することもありません。

(これを「良いパターン」と名付けます。)

 

逆に、攻撃すれば、その時はスッキリしたような気がしますが、心は決して晴れません。それどころか、何度も繰り返し思い出して、怒りのトラウマを積み重ね続けることになります。

(これは「悪いパターン」

 

「良いパターン」を何度も繰り返すことで、自分が「怒り」を発生させる原因に対する反応もどんどん小さくなっていき、いずれ、「怒り」自体発生しなくなるというのです。

 

でも、これが真理・真実だと知っていたとして、実際にやろうとしても、はっきり言って実現は無理です。そんなに簡単なことではないからです。

 

だから、「daily practice」、毎日アシュタンガヨガの練習をする必要があるのです。

毎日練習をしていると、

「今日は調子が良かった」とか「できないことができた」と嬉しいこともあれば、

「昨日できたのに今日はできなかった」「きつくて体が動かなかった」と、モヤモヤする・・

といった変化が、大なり小なり常に起こっていることに気がつきます。

 

時々しかやっていないと、些細な変化には気づきにくいです。

それに、日常的に「全ての物事が常に変化し続けている」ことへ意識を持ち続けている人というのは、社会から離れた修行者くらいのもので、普通の人にはできません。

そして、「昨日できたことが、今日はできない」という変化が、当たり前だと気づく

そういう変化が当たり前だと知れば、そのうち

いちいち「難しいことができた!」と心浮かれることもなく、

「今日はできなかった・・」と落ち込むこともない。

つまり、心の浮き沈みが段々小さくなっていき、ちょっとやそっとでは動じないたくましい心と体になっていくのです。

 

そしてこれが、日常生活にも影響を与えます。

わかりやすい例で言えば、

「臨時収入が入った!!と、浮かれて、大きな買い物をしてしまい、給料日までギリギリ生活・・・」

とか、

「嫌なことがあって、自棄食い、自棄飲みして、悲惨なことに・・・」

とか、

一時の感情に振り回されて、自制心を失い、後悔するような行動を取ることが無くなります。

 

ちなみに、

このような理屈を知ると「真理」を理解したような気になりますが、実際に心と体を使って練習をし、自ら体験しなければ、本当に理解していることにはならないし、役に立ちません。

でも、ヨガの練習を毎日繰り返すことは、心と体をコントロールするトレーニングをしているのであって、たとえその真理を理解していなかったとしても、自分の生活に実際に役立てることは、できるんです。

当たり前ですが、その練習をしなくなれば、コントロールできるようにはなりません。


さて、では私たちは、毎日ヨガの本来の目的「自分の心と体を自由にコントロールできるようになること」を意識しながら、練習をしているでしょうか?

初級者から中級者の場合、それを意識しながら練習をしている人は、ほとんどいないと思います。

まだその域に達してない、からです。

初級者から中級者は、

「もっとできるようになりたい」「体を強くしたい」「気持ちがいい」

という、単純な欲求が原動力となっていて、それが強ければ強いほど、毎日のように練習をします。

そして上級者になれば、今度は、その欲求(エゴ)を手放し、さらに内観を重視する練習をするようになります。

 

かくいう私も、まだまだエゴを手放せる領域にいません。

先に進みたいという気持ちと、まだこの領域でじっくり修行したいという気持ちとの間で揺れています^^

その感覚もなんとかバランスを取ろうとしていて、ヨガっぽいなあと思っています。

皆さんは、いかがですか?

自分に置き換えて考えた時、どんなことを感じるでしょうか?

何か発見があれば、ぜひ教えてくださいね。

 

アシュタンガヨガで使用するのにオススメのヨガマット

アシュタンガヨガを始めてみよう!と思ったら、まずはヨガマットを買いましょう。

ヨガマットがあれば、いつでもどこでもヨガの練習ができるし、モチベーションも上がりますよ!

「でもどんなものを買えばいいかわからない・・・」

という方に、ヨガマットの選び方おすすめのヨガマットについてまとめてみましたので、

是非、参考になさってくださいね!


色やデザインは、それぞれの好みによるところなので、以下の4つのポイントに絞って説明させていただきます。

大きさ

【大きさについて】

一般的なサイズは、長さ180cm×幅60cm

アシュタンガヨガのようなアクティブなヨガをする方や、背の高い方、男性など体の大きい方には、小さく感じるかもしれません。

そういった場合は、長さ200cm以上×幅65cm以上の、一回り大きなサイズのマットもあるので、安心してください。

 

【厚みについて】

ヨガの種類や持ち運びの有無などによって、使い分けると良いです。

  • 持ち運びに便利な「1〜2mm」
  • 置きマットにもトラベルにも両方使える「3mm〜5mm」
  • 置きマット専用が無難な「6mm以上」

 

【重さについて】

マットの重さは、1kg〜4kgと、こちらも用途によって使い分けると便利です。

旅先で使うなら、当然軽い方がいいし、自宅だけで使用するなら、よれたりずれたりしない重量感のあるものが使いやすいです。

 

【素材について】

TPE(ThermoPlastic Elastomer)=熱可塑性(ねつかそせい)エラストマー

比較的新しく開発された素材で、ここ最近はヨガマットに使用されることも増えてきたようです。リサイクルできるエコな素材で、軽量においも気にならず水洗いできるので、清潔です。

熱に弱いので、暑い車内などに置きっ放しにしておくと、マットが癒着してしまうのでご注意を。

 

天然ゴム / 合成ゴム

高いグリップ力弾力性が特徴のマットで、アシュタンガヨガのようなアクティブなヨガをする方に人気があります。天然ゴムは耐久性も高く環境にも優しい素材です。

ただし、天然ゴムは水洗いやアルコール消毒ができません

手入れを怠ると、弾性が失われ消耗が早くなります。重たいので持ち運び用にも向いていません。

 

PVC(PolyVinyl Chloride)=ポリ塩化ビニール

以前からヨガマットの素材として多く採用されていた素材で、安価なものから高価なものまで幅広く使用されています。クッション性もあり安定感がありますが、安価なものだと、汗で滑りやすく脆いものもあります。

 


アシュタンガヨガに向いているマット

筆者がこれまで使ってきて、良かったもの、お勧めのものを紹介いたします。

(独断と偏見によるところが大きいですが)

 

 

長く続けていきたい方にはこれが絶対おすすめ!

 

何と言っても「一生もの」と言われるManduka(マンドゥカ)のブラックマット

定価:18,900円

世界中を見てもアシュタンギーのManduka使用率は高いと思います。

プロ仕様の「ブラックマット」はとても有名ですよね^^

私も使っていますが、重たいのでスタジオ用置きマットにしています。

また、背の高い方、男性などには、長さ216cmも幅6.6cm(定価:22,680円と、さらに大きいものもあるので参考にして見てください。

 

また、ブラックマットは高価ですが、そのほかにも1万円以下のものもあるので、ヨガ歴や使用する頻度などに合わせて、ちょうど良いものを選べばよいかと思います。

初心者でもMandukaのマットを持っていると、「お!」と思われること間違いなしです。

 

 

jadeyoga(ジェイドヨガ)

私が以前、2本目のヨガマットとして購入したことがあるこのヨガマットは、天然ゴム製でグリップ力が強く滑りにくいです。

1本販売する毎に一部が植林活動に寄付されるエコ活動も行っていて、人気のあるマットです。

ハーモニー・プロフェッショナル(レギュラー)

定価: 13,000円

 

こちらはトラベルマットとしても使用できる持ち運びに便利なウェルカムヨガマットです。

定価: 7,344円

超軽量で、厚みもそこそこあって、金額もお手ごろ

初心者から中〜上級者まで、スタジオにマイマットを持っていきたい方、遠方で行われるヨガのワークショップなどに参加したい方、旅先でも重宝するヨガマットです。

 

予算少なめ、持ち運び重視ならこれで間違いなし!

そして、もう一つトラベルマットとして重宝しているのが、「ハガーマガー」。

縦:173cm×横幅:61cmと大きさはやや小さめで、厚みは2mmの超薄マット。折りたたんで運べるので、大き目のザックやバッグに入れられます。

値段もお手ごろ価格で使い勝手が良かったので、なぜか4本も持っています。

定価: 6,500円

そのほか、ヨガマットを取り扱っているブランドはこちら

 

yoga works(ヨガワークス)

1987 年にアメリカ・カリフォルニア州で生まれたヨガのスタジオ「ヨガワークス」。比較的安価なものもあり、初心者〜買いやすいマットです。

 

suria(スリア)

日本のヨガウェアブランドとしてもおなじみのスリア。シンプルで上品なデザインが多い。天然ゴムのものがおすすめ。

 

prana(プラナ)

アメリカのヨガウェアブランド。ヨガマットは厚さ、サイズのバリエーションも豊富。

 

aumnie(アムニー)

カナダのヨガウェアブランド。最近ここのウェアを着ている方をよく見かけますが、かっこいいデザインのものが多いです。

 

easyoga(イージーヨガ)

ヨガ雑誌など、メディアでもよく見かける有名なブランド。ウェアやマットのほか、様々なヨガ関連商品を開発していて、面白いです。

 

chacott(チャコット)

元々はバレエの老舗ブランド。ヨガ関連商品も展開しています。綺麗な色やデザインのものが多い。

 

 

 


いかがでしたか?

ぜひ参考にしてみてくださいね!